タロットの逆位置の意味・解釈を簡単に理解しよう!後編

こんにちはー。今日は前に書いた「逆位置の解釈」の続きを書きますね~。
前編を読んでいないと分かりにくいかと思います。

タロットの逆位置の意味を簡単に理解しよう!もう逆位置で困らない!前編

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今回は前回の内容をさらに深く掘り下げて、そして一歩進みます。
初心者向けではないかもしれません。

まずは前編の大切なポイントを2箇所、復習します。

1.正位置でも逆位置でも、カードの持つ本質=根っこの部分=核心(コア)の意味は変わらない!
2.逆位置で出たときは、エネルギーが低下することにより、そのカードの本質の意味が弱まっていると解釈する。

「2」の「エネルギーが低下している」という考え方で、リーディングにおける全ての逆位置の解釈をカバーできます。

ただ、それにはコツというか「やり方・考え方」がありますので、今からそこをしっかり説明します!

カードのエネルギーが低下し弱まるということから、まずパっと頭に浮かぶことは「不足」「遅延」ですよね。そのカードの本質的な部分が欠けている、足りない、遅れが生じている。

ここをもっと掘り下げて考えるために、なぜ逆位置で出たのか?という疑問を持って欲しいのです。

どうしてエネルギーが低下しているのか?
なぜ「弱まっている」のか?

ここを考えることにより、もっと多くのことが見えてきます。

⇒「過去」のことだから。
⇒「何かのブロックがある状態」、ようは「抵抗」「障害」があるから。
⇒「困難・不可能」といった難しい状況があるから。
⇒「無意識」だから(顕在意識に出ていないため、パワーを十分に発揮できない)。
⇒「内面で拒絶しているから」「否定しているから」「葛藤しているから」「受け入れられないから」
⇒「再考・再吟味・再調査・再び試みる」必要があるから
⇒「修正」が必要だから

どうでしょう?いろいろな見方(解釈)が出てくるのが、お分かりかと思います。

現代タロット界で有名なメアリー・K・グリア女史は、逆位置の説明だけに特化した本(The Complete Book of Tarot Reversals)を出版しています。
その中で逆位置の解釈は12種類もあると説明されているのですが、いま上で書いたことで、たった2種類を除く全てのケースを説明したことになります。

なのでわたしは前編で「初心者または逆位置で戸惑うかたは、このやり方でリーディングしてみてください」と書いたのです。
正直に言って、前編で書いたことをクリアすればリーディングで困りません。

それでは前編で書いたことと今まで上で説明したことを、まとめます。
タロットカードの逆位置を

「本質のエネルギーが低下している」と解釈すると

・「不足」「遅滞」「過去」
・「抵抗」「障害」「困難」
・「無意識」「拒絶」「否定」「葛藤」
・「再考」「修正」

このような解釈が出てくるということです。

でも、もっと深く掘り下げなくては出てこない解釈の種類があります。いまからそれを説明していきましょう。

これらはエネルギーの低下というイメージだけではスっと出てこないので、考え方にひとひねり必要です。

まずはボールをイメージしてください。
エネルギーの低下により、中の空気が抜けて弱く柔らかくなってしまったボールです。

次に、そのボールをあなたの手と指で、ぎゅううう~~っと握ってください。

どこか「飛び出たり」してませんか?

そのボールが「歪んだり」していませんか?

これが今から説明する「過剰」と「歪み」という逆位置の解釈のイメージです。

カードの本質のエネルギーが歪んだり飛び出たりした状態(本来の形ではない)
=それが「過剰」と「歪み」となります。

カードの本質の、ある一面・一部だけが強く出すぎたものが「過剰」です。
カードの本質の、ある一面・一部もしくは全てが、間違った方向に向いているものが「歪み」です。

過剰のほうは、分かりやすいかと思います。

例えば大アルカナの女帝の女性性の一面だけが強く出すぎると「お色気過剰」だったり、母性という一面でしたら子どもに対して「過保護」であるなど、このようなパターンです。

次に、歪み(ゆがみ)について説明します。

これは、そのカードの本質のパワーが間違った方向、正しくない方向に「発揮」されている状態のことを言います。
厳密に言えば、過剰も歪みの一部なのですが、今回はわざと切り離しました。

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例えば大アルカナの「魔術師」の創造性や独創性、意志、頭の良さ、応用力、テクニックなどを間違った方向に発揮してしまうと、「詐欺(さぎ)・ペテン師」「口だけのひと」「ウソが上手い」とかロクでもないことになってしまいます。

ここを説明すればまた長くなりますのでポイントだけ言いますけども、そもそも逆位置ってことはカードが「下を向いている」のです。

タロットの構図から見る解釈的に、上は天とか宇宙とか空を表しているのですが、ウェイト版のタロットの天使は全部「上」に描かれていますよね?
高い精神性を持った場所なわけです。神に近い場所といえば良いでしょうか。

では「下」はと言えば、「自分」に近いわけです。上の例の魔術師は頭が下を向いたわけですので、魔術師としての才能や器用さを「自分の」エゴや欲望に使った(発揮した)ということですね。

と。ここでは書く予定のなかった構図までつい持ち出してしまいましたが、「歪み」による解釈はこのような感じです。

おおまかに分けた「逆位置の3つの解釈パターン(弱まる&不足・過剰・歪み)」の中ではこの「歪み」がいちばん分かりにくいかもしれませんね。

これで全てのパターンの説明が終わりました。

さて、これで「最後のまとめ」に入ります!!

逆位置は、カードのエネルギーが下がっていると考える。

エネルギーの低下により「不足」「遅滞」「過去」「抵抗」「障害」「困難」「無意識」「拒絶」「否定」「葛藤」「再考」「修正」などが起こりうる。
エネルギーの低下からさらに変形した状態で「過剰」と「歪み」がある。

ここでひとつ、重要ポイントを言いますね。
けして上の「まとめ」で覚えようとしないでください!

これは本質のエネルギーの低下によって起こりうる状態の「一部の例」です。

ですので「ええ?!そんなのわたし無理~」とか「こんなに覚えられない~」などと思う必要は全くありません。
むしろ覚えようとしてしまうと、イメージの幅が狭まるので、覚えないほうが良いです。

あなたが逆位置の解釈として覚えることは、前編で書いた「本質のエネルギーが低下している」という考え方、これだけで良いのです!
シンプルに簡単に♪

と、わたしの逆位置の解釈はこんな感じでやっています。
あなたの参考になれば良いなあ。(´▽`*)

それでも逆位置で混乱してしまう人への実践テクニックとしては、まずは素直にエネルギーの低下(弱まる)を「不足」と読むことです。
前編参照

次のステップは、今回この記事で書いた「どうしてエネルギーが低下しているのか?」言い換えれば「なぜ逆位置で出たのか?」を考えてください。

わたしが今まで読んだタロット本や、他のサイトさんの逆位置の説明には「周囲のカードを見て、逆位置の意味を考えましょう」と書いてあるのをよく見ますが、これは初心者には難しいかもしれないと思いました。

ただこの「周囲のカードと合わせて読む逆位置」というのもコツがあります。
まあこれは正位置・逆位置というポジションの問題ではなく、コンビネーションリーディングから派生したテクニックになりますので、今ここで1からは書けませんが…。
コンビネーションリーディングはコツが分かれば、そんなに難しいものではないです。名称が長たらしいから難しく聞こえるだけです。

それじゃーまたね!♪

そうそう。
上で書いた逆位置だけの解説本を出しているメアリー・K・グレア女史の本で、現在1冊だけ鏡リュウジさんが翻訳した「日本語で読める」ものがありますよー。(注意)逆位置の解説書ではありません。
タロットワークブック あなたの運命を変える12の方法
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