「ママ友がこわい」~待っていたのはママカーストでした..を読んでみた。

みなさまごきげんよう。タロット占い師の星月リディアです。

このあいだYahoo!ニュースを読んでいて目に付いたのが「ママカースト」という言葉。
「スクールカースト」という言葉は知っていたけど、最近なんだか昔からあったいろんな物事に、新しい名前が付いていきますね!

ママカーストと検索して出てきたのが「ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望」という漫画で、第3章の4話まで読んできました。

ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

これ、本になっているのですが、読売オンラインとかダ・ヴィンチニュースでも途中まで読めます。

興味のある方はどうぞ~。
読売オンラインのほうがタイトルメニューが見やすい・・でも絵が小さい。
ダ・ヴィンチニュースのほうは続きに飛びにくい・・でも絵は大きくて読みやすい。

あまりにもリアルすぎてこわいとママ達の間で話題になったそうです。

で読んだ感想ですが、わたしもPTAの役員だの地域の役員だのをやった経験があるので~この漫画の中に出てきたような「挨拶をしても返さないひと」はいたなあと思い出しました。

無視されたかも?なんて思ったら、誤解かどうか確かめるためにもう一度こんどは音量upで笑顔もup!でもう1回「おはようございまーす!(´▽`*)」なんて言い直したりして。

この確かめ作業の理由は、もし無視しているのだったら、今度はそのひとに「こちらから」挨拶しなくていいでしょう?
無駄な時間もそうだし無駄に自分がイヤな気持ちになることもないし。

わたしの場合はそれで一応みな大人の対応というか、2回続けてのスルーは無かった気がします。あ、いえ思い出しました!足早に聞こえていませんよーって感じで去ったひとがいましたよ。(笑)

それでこの作品でちょっと引っかかった所が主人公の「夫婦関係」。
ママ友がこわい 第8回 「そんなにあれもこれも抱えきれない」でやっと夫が出てくるんだけど、この主人公さんはどうやら夫に何の相談もしていない様子。

第4回のタイトルが「相談するママ友がいない」で、そのときも思ったのだけど~うーん。ママ友のことはママ友にしか相談できないという決まりがあるわけじゃないし、相談したいと思ったら別に独身の女性の友達でも旦那さまでも良いですよね。

わたしがもし主人公の立場でママ友が誰もいないと仮定したら…お姑さんでしょうか。(実母は数年前に他界したので)
ママカーストのことなら「その道の先輩に聞く」のがいちばん手っ取り早いかな~とか考えそう。

もっと深刻に悩んだとしたら、間違いなく夫に言いますね!

この主人公、こんなに悩んでるのに「夫に何も言ってない」って夫婦関係だいじょうぶなのかな?とそこが引っかかってしまいました。
しかも夫との会話のシーンで

心の中でブツブツブツ文句を言っています。

「だから、つかれたんだよ。笑顔つくってまわり、敵ばかりの中に入って、いい母みたいな顔つくって」
「わたしはいま、それどころじゃないの。イライラがたくさんすぎて」
「そんなにあれもこれも、かかえきれない」


ああ~と思いました。それを口に出したら良いのにーと。

ただ、こういう、ひとりで抱え込むタイプのひとは言えないんですよねぇ。。
真面目で責任感が強くて、長女に多いタイプですね。わたしも長女ですけれども!

そして突然、泣き出した主人公に夫があわてて「おれ、なんかひどいこと言った?」って聞いています。
そのあとの旦那さまのセリフがひどくて「泣くとかやめてよ。うっとおしい。」って言うんですよね!やださいてー。

ただ、ね。旦那さまのこのセリフは無いわ~って思うけれども、もし主人公が悩みを打ち明けていたら、旦那さまの対応も違ったのではないかと思います。
男のひとは心の中にヒーロー願望を持っていますので、もっと頼って良いのですよ!

あなたが夫を「あなたの、正義の味方、ヒーロー」として扱えば、夫もあなたを「ぼくの(俺の)、可愛い、お姫さま」として扱ってくれるようになりますから。ええ、これ真面目なお話です。ブッと吹き出しそうになったり、背中がかゆくならないでください。
たしか。。美塾というメイクスクールの塾長の内田さんという方もそう断言していました!

と、話が逸れましたので、戻りますが~。
さきほどの夫との会話のあと、この主人公は家を飛び出してしまうんですね。

「さみしい 孤独だ 幼稚園でも 家でも」
「誰もわかってくれない 知ろうともしてくれない」

「小さなミイと 小さな世界で、二人きり」
「かわいくて いとおしいミイと 幸せなのに」
「幸せな 孤独な セカイ」

と主人公が、ちいさな我が子を抱っこして座っている絵があるんですけれど、この最後の「幸せな孤独なセカイ」というフレーズが、とても切なく胸に響きました。

ひとつだけ占い師の観点から、こういう人間関係に対してのお話をします。

タロットにも四大元素(火・水・風・地)というものがありますが、中国の思想でも5行(木、火、土、金、水)というものがあります。
その思想には「五行相克説」というものがあり、相性が悪い(闘争の相)組み合わせというものがあります。

ようは世の中には分かり合えない、相性の悪いひとがいるってことです。
簡単に言えば、「水と油」です!!
これ、水と油がなぜ混ざらないかと言うと「重さが違うから」なんですけれども、化学の世界でも「分子レベルで混ざる、混ざらない」が存在するんですよ。

これって宇宙レベルで、合うひと合わないひとがいるってことだから、みんなと仲良く!っていうのは幻想のようなものです。

この漫画のお母さんのようなかたにこそ、このあいだこのブログで紹介した「嫌われる勇気」という本を読んで欲しいな~と思いました。

いい母みたいな顔、作らなくても良いんだよ!♪

タロットだと「愚者」の世界観ですね。

Fool
「誰のいうことも 気にせずに」
「思うままに 生きる」

それじゃーまたね!♪