タロットで逆位置は使ったほうがいいの?逆位置を使う意味はなに?

今回は「逆位置」を採用するか、しないか?というテーマで書きますね~。

前回わたしは「タロットの逆位置の意味を簡単に理解しよう!もう逆位置で困らない!前編」という記事の中で

正位置と逆位置の意味は変わらないと書きました。

それでこんな疑問を持ったかたもいるんじゃないでしょうか。

「意味が同じなら、逆位置を使わなくてもいいよね。」
「だいたい逆位置を使う意味はなに?」って。

ということで、わたしの考えを言いますね!(´▽`*)

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端的に書けば「わかりやすいから」です。

まず、上記のわたしの記事で、そも逆位置とは何か?どういう状態か?ということを書きましたね。
そうです。そのカードの本質のエネルギーが低下している状態です。

ひと目で問題点、改善点がわかります。

わかりやすいじゃないですかー。

ポジション定義と合わせれば、そこでエネルギーが淀んでいる、停滞があると考えられますよね?
明瞭ですよねー。安心ニコニコ会計みたいな。

なので初心者のかた、あとは周囲のカードとの関係でポジティブとして出ているのかネガティブな雰囲気で出ているのか、そのへんがパっと分かりにくいかたは、逆位置を採用した(使った)ほうが良いです。

まあデッキにもよりますけどね~。
アレイスター・クロウリーの作ったトートタロットだと、逆位置は取りませんし。
好品位、悪品位といって、まわりのカードで判断するのです。

わたしはウェイト版を使っており、ウェイト博士が逆位置を採用していましたので、最初はそれに習っていました。

いまは自分のことを占うときには、8割方使わないです。
逆位置どころか、小アルカナも使わないときが多いです。
ちなみに「枚数」も使わない。たいがいワンオラクルっていうね…。

ただ、その世界観が分かればいいんですよ~。

けれど、クライアントさんを占うときには使います。
占いの流れとして最初にワンオラクルするときがあるのですが、そのとき以外は100%「逆位置」を採用しています。

理由は~わかりやすいからです。

同じじゃん!!って思うかもしれませんが、違います。
さっきは「占いを行うほう」が、わかりやすいからという理由で
今度は「占いをされている側」が、わかりやすいからという理由です。

タロット占いを希望されるクライアントさんは、タロットの知識があるかたが多いんですよ~。
とくに最近は増えている傾向にあります。

例えば~ですね。
彼の気持ち、彼の状況といったポジションに「恋人」が出たとしましょう。
いっしゅん嬉しそうな表情になるかた、けっこういらっしゃいます。
過去や原因や未来がどんなにネガティブであろうとも、ですよ。

恋人というカードについてウェイト博士は「人類愛」と広い定義でおっしゃっておりまして。
まあパートナーとの結びつきを表現している場合ももちろん多々あるのですが~それがどうなのか、が問題です。

正位置のみで、逆位置を採用していない場合。
周囲のカードからパートナーとの結びつき方として「体だけ結びついている」とか、ネガティブな場合もあるわけです。

そういう面で占いを受ける側にも、逆位置はわかりやすく意味を受け入れやすいとわたしは考えます。

ただ逆位置を使っている(採用している)からといって、正位置に出たカードがぜんぶポジティブなわけではありません。
塔や悪魔や死神とか、そういう話ではありませんよー?

一般的に良いとされる女帝や太陽や世界とかも含め、全てのカードがネガティブになる可能性もあります。

わかりやすく言えば「障害」というポジションにでた正位置のカードなどです。
障害ですから、ポジティブにリーディングはしません。

タロットカードには光と影、あるいは表と裏があるのです。

人間でも「長所と短所」って言葉がありますよねー。
そして「長所は短所・短所は長所」とも言います。

タロットも同じです!!
なので、そこのところ(カードの核心と世界観)をよく理解していれば~逆位置を使う必要性はありません。

ただーわたしは「わかりやすいこと」、「クライアントさんに説明しやすいこと」という理由で採用しています。

ここも参考にしてください。
http://tarot-star.com/187.html

それじゃーまたね♪!