子供のころから、わたしは自分が嫌いでした。
いつもそんな感情だったわけではないです。
ただ人から否定されたり、人には出来て私に出来ないことがあると「自分が嫌いすぎて、自分という存在を消したい(死にたい?)」くらいのLVで強く思うときは、よくありました。
子供時代ですから、親の影響もありますね~。
「どうしてこんなことも、できないの?!」
という親の言葉は、たいがいの子供の心を傷つけます。
子供って親が命綱ですから~親から愛されているという安心感が欲しいんですね。
だから、どの子も親の期待に応えたい気持ちが、親に褒めてもらいたい気持ちがあります。
いま子育て中のママさん。
ええ、今あなたのすぐそばにいる「ちっとも言うことを聞かない」「いつも私を困らせる」あなたのお子さんもそうです。
わざという事を聞かない、困らせているわけじゃないんです。ちょっと「好奇心」や「自分がやりたいこと」のほうへ意識が行ってしまっただけで。
で、大好きな親に怒られて、わたしは反省します。
そして努力します。
でも、やっぱり出来ない…。
なんだかわたし、0点か100点なんですよね。
勉強もそうで、平均点だったことが、ほとんど記憶にありません。
0点は言いすぎました。15点とか20点ですねー。のび太なみ!
とくに小学校時代の成績はひどくて。
いつも「のび太くん」状態でした。
いま大人になって理由を考えると、つまらなかったんですよね。
小学校って基礎を習う場所だから、同じ計算を延々とさせられたり、同じ漢字をひたすら書いたりします。
ようは集中力の問題です。
つまらなくて途中で飽きてしまうんですよー。
そんなおバカ扱いされていたわたしも、中学校からはグングン成績があがり、高校受験前の大手の模試で全国TOP10に入ったりもしました。
あら。自慢してますねーこれ!(笑)
と、ようは中学からの勉強は単調ではなく、そこに「楽しさを見出すことが出来たから」という理由なんですけれども。
このへんでピン!とくる人はくるでしょうが、たぶん私にはADHDの傾向があるのでしょう。
子供時代になんども泣いた「ちょうちょ結び」!
ああ~これ大人になってから一応出来るようにはなったんですが、いまでも忌々しい記憶が蘇ってしまいます。
ほんとコレのせいで、どれだけ自己否定感が強まったことか!
いつだって方角、方向を意識して動くようにしているのにも関わらず、いまだ完治しない「方向音痴」。
そしてこれも治らないですねー「とっさに左右がわからない」。
まあそんなこんなで~。
「自己否定感」が雪のように降り積もっていきました。
その雪のように積もり積もった「自己否定感」がですね。
この記事の冒頭で書いた「人から否定された」「なにかを出来ないと感じた」とかそんな刺激で、雪崩れ(なだれ)を起こすわけです。
ゴゴゴ…ズシャーンドカドカーン!!と。
「だめだめだめ」
「わたしって超だめな人間」
「さいてーちょ~サイテー!」
あげくに自分に関係ないことまで、自分のせいにしはじめます。
なにか悪いことが起こった!「わたしが悪いんだ..。」
不機嫌なひとがいる!「自分のせいだ..。」
しまいにはペットの病気も、あしたの天気さえ?!(;´∀`)
こういうときってね。
視点が集中しちゃってるんです。
「自分のマイナス面」ばかりクローズアップしている状態。
イメージで説明すれば「顕微鏡で拡大している」ような感じです。
突然ですけど、あなたお肌きれいですか?
まあこれにはいろいろな反応があるでしょうが、どんな肌の美しいと言われる女優さんでも!顕微鏡でズームアップすれば~そりゃアラも見えますわよ。
あ。この鼻の横のところ。かなり「毛穴が開いちゃってる」とか
よく見たらシミが小じわが・・。
うん。。
そこは、よく見なくて良いから!
ね。わかりますでしょう?
お肌といっしょにしないで!と思うかもしれないけど、やっている事は同じことなんです。
あなたもわたしも、絶対に良いところがあります。
さきほどのズームアップから、ズームアウトしてみましょう。
鼻の横の開いた毛穴から、鼻全体、目、眉毛、口元・・。
あなたの目、可愛くないですか?
あなたの口もと、魅力的じゃないですか?
そう。大切なことは自分を否定する材料ばかり探さずに
自分の優れたところに注目してみることです!
自分への評価が低いときって、たいがい視点が高いんですよ。
わたしの場合だと、0点か100点という「できない自分」と「優秀な自分」がいるわけなんですけど、「優秀な自分から見た視点」で、私ってダメだダメだと言っているんですね~。
わたしのように極端じゃないかたも、得意、不得意とかありますよね?
優秀な自分から見たら、それは点数が辛くなりますって。
この視点を逆にします。
できない自分、不得意な自分からの視点で、あなたの良いところを見てください。
「へぇ~すごい!そんなことも出来るんだ!」。こんなふうに
自分の「できる」をたくさん探してみましょう。
だめだだめだだめだ!という意識が自分の性格に向かっている場合は、「短所は長所」という言葉を思い浮かべてください。
短所と長所は、表裏一体です。
欠点があれば、必ず良いところがありますから!
自分で自分を大嫌いになってしまったときは。
まず、そこばかりクローズアップしていないか考えるべきです。
次に、自分の出来ること、良いところを探しましょう。
そして、これでも「自分を嫌いだという意識から逃げられずに困っているひと」が、もしいたら。
以下を考えてみてください。
他人と比べていないかどうか。
その出来ないと思う評価は、あなたのものか?他人からのものか?
他人の目や他人の評価に惑わされてはいないか。
心当たりのあるかたは、このへんの過去記事も読んでみてくださいね~。
どうせ私なんか…というタイプはプライドが高く、自分に自信がないというのは自意識過剰。
あとは今年のカードに当てはまる「隠者」の説明も、こういう問題には良いかと思います。
2016年の開運方法:今年、あなたがやるべきこと!
今日の文章は長くなってしまいましたねー。
ここまで読んでくれてありがとう~~!!
最後に超本音でひとこと。
出来ない自分も欠点がある自分も丸ごと愛するのです!
自分を愛せなくて誰があなたを愛するの?!
他人に「愛してもらう」意識は捨て去りましょう。
もうあなたは子どもじゃありません。
大人の女とは自分で自分を愛し「自分で自分を幸せに出来る女のこと」です!
まずは自分が自分を好きになること。
そうすれば、不思議と他人もあなたを好きになりますから。
愛され女の代表。女帝さんですー。
それじゃーまたね!♪(´▽`*)