みなさまごきげんよう~♪!タロット占い師の星月リディアです。
今日はね、「占いで物事を決める」「占いで自分の意思や行動を決める」ことについて書きます。
わたしのところにも、よく「決めてください!」というご相談がありました。
もちろん~件数は減りましたがいまでもありますよー。
それは~結婚相手だったり、就職先であったり、家の購入であったりetc。
いくつか候補があって、その中の選択。
もうひとつの「決めてください!」はね。
例えば~留学に「行く・行かない」、離婚を「する・しない」、会社を「辞める・辞めない」。
新人の占い師さんによくきそうな相談だと、好きなひとに告白を「する・しない」とか~ようは「YES・NO」の選択ですね。
ちょっと前までよくTVでも話題になっていた「占い依存症」。
占いに頼らなければ~自分で何事も決められず、行動できなくなってしまっている状態のこと。
これは占いの使い方と、それ(依存症)を誘導してしまう占い師さんにも問題があるのかなあと思っています。
自己紹介(Aboutのページ)にも書きましたが、自分のことで占いをするようになったのは結婚後からです。
厳密には、明日はどんな日?とか、朝にカードを引いて、1日のアドバイスを~なんてことは実行していましたが、わたしが現在行っている「心理&真理タロット」は使っていなかったという意味です。
いまはもう占うときはキッチリ!読みますけれど。
それで~不思議なんですけれども。
占いをすることによって「判断力」「決断力」が減少したり、依存症みたいな「決められない」状態になるなんて~不可解なんです。
というよりむしろ「真逆」。
これは何故でしょう?
それはね、占いの使い方が違うんじゃないかな~と思いました。
上手く説明できるかな~あいかわらず文章が上手くはないのですが、良かったらお付き合いください。
わたしが「旅行に行く」ことについて、占いをしたとして~未来のポジション及びその流れが非常に、困難なものであった場合。まあ分かりやすく言えば~悪いという言葉ですね。好きじゃないけれど。笑)
未来を変更するほうに、全力ですね!(*´▽`*)
例えば~雨って分かっているんだから「傘」を持っていけばいいよねーってノリです。
まあ~もともと「行きたくない」旅行であれば~良い言い訳が出来た!とばかりに取り辞める可能性が多々ありますが。笑
本心から行きたい、でも占いの結果が良くないから、行かないという選択は無いですね~。
備えあれば憂いなし!!
と、いうことわざのように、占いは便利に使う道具であって~意思を妨げるものではないと、わたしは思っています。
例えば、彼氏と結婚する、しないで迷っている相談者さんがいます~。
そこで、わたしがタロットを展開して、提供するのはいつだって「情報」です。
「どうして、その相談者さんが決められない状態にあるのか??」という理由。
それは経済力からの~~~突き詰めていけば「家族や周囲のひとにどう思われるか?」だったり。
実は、条件が良いから(一般的にエリート職と言われるお仕事に着いていて~その奥さまという立場を良いと思っている)で、本心ではそのお相手に対して「嫌なところ」がたくさんあったとかね。
そういう、なぜいま、あなたが決断できないのかという理由が出ますと~相談者さんはみな勝手に、自分で結論を出します。
わたしがまだ占い師になって数年しか経っていないころ。
新しい彼氏もしくは彼氏候補が出来るたびに、「決めてください!」系のご相談にきてくれるリピーターさんがいました。笑
彼女は熱しやすく冷めやすいと、自分では言っていましたが~わたしの印象では「一生懸命に愛を探している、迷子の女の子」といった感じでした。
いつも~「この人と結婚して良いか?」とか「この人とあの人、どっちが良いか?」という感じのご相談なんですけれども。
カードを読んでいますと~「やっぱりやめとこう」とか「そういう気がしてた!」とか言いつつ、勝手に、自分で、決めます。わたしが決めたことは、一度もありません。笑
そんな彼女が~1年以上来なくなりました。どうしているのかなあ?♪なんて思いつつ数年経過。
結婚して、子供も生まれていました~。(*´▽`*)
お話を聞くと~占いをするうちに、どんどん「自分の欲しいもの、求めているものが分かるようになった」、と。
つまり彼女の場合は、占いによって心理や状況が整理されて、探し物が見つけやすくなった!のです。
占いって、こんなふうに「情報=なぜ、不安なのか、迷うのか、悩むのか)」を引き出し、状況を整理して、物事を見えやすく分かりやすくするものだと、わたしは思うのですよね~。
たとえば、家を買うときにも、いろいろデーターを出しますでしょう。
駅から徒歩で、何分かかるとか、距離とか。
周囲に何があるのか、スーパーはコンビニは。
日当たりはもちろん、間取りや、生活動線はどうか。
数学や算数の問題でも、情報が多ければ多いほど、すぐに答えが出ます。
わたしが使用しているのはタロットカードですけれども。
とっても!!便利な、情報ツールという認識で、まあ~わかりやすく言えば地図とかコンパスかな。
いまどこにいて、どちらの方角を向いているのか~という。
わたしから、もしタロットが無くなっても~どこに着眼すれば良いのか、どういう視点で見れば良いのかが理解できているぶん、タロットに出会わなかった自分よりも、確実に判断力・決断力はUP!!していると自信を持って言えます。
だから~占い依存症という状態になっているということは…
使い方が違うか、占い師さんのお話しの仕方が違うか~ではないでしょうか。
占いを情報を得るためのものと考えずに~未来の結果だけを見るために使用するのは、勿体ないことだと感じます。
未来や結果は~人の意思や心のありようや行動により、変化するもの。
そんな不確かなものに、自分の大切な決断を任せることは、わたしはしません。
そして「あなたは絶対に~~~したほうが良いですよ!」とか「この会社は辞めなさい!」とか~未来の結果を重視して、それを押し気味に言ってくる占い師さんは、ちょっとわたしとはポリシーが違うなと感じます。
なんていうのかな~「当たりたい占い師さん」です。
自分の言う通りに誘導して~「ほら当たっているでしょう」みたいな。笑
過去ってタロットカードでも当てやすいし、対面で~顔色を見たり空気を読むのが上手なひとは、そういうテクニックでもっと当てられるでしょう。そして未来は誘導すれば~「過去も未来もピタリ☆と当たる」占い師さんですよね。
これは、うつ病の症状でもありますが、もっと軽度なこと、例えばストレスが溜まっているときとか、迷ったり、悩んだりしているときって。。
思考力・判断力・決断力が落ちます。
そういうときって、自分で決断する自信がなくなっているんですよね。
だから自分ではない他のひとに決めてほしいと思うのでしょう。
そして自信たっぷりに「こうしなさい!」と言われると、じゃあそうしようかな…と思ってしまうのでしょうねー。
と、そんな感じで~。
「占いに判断を任せる」という使い方をせず、自分の潜在意識や周囲の状況を整理する「道具として占いを利用」し、その情報をもとに自分で決断を下す、という形がわたしは、上手な占いの使い方だと思っています。
不確かな未来の結果ではなく、「いまをじっくり見つめて」考えましょう!!
だから~「決めてください!」って来られてもだいじょうぶですよー!(*´▽`*)
わたしのタロットが出すものは、なぜ決められないか?という部分ですから。
でも~できれば「アドバイス(情報やヒント)をください」というご相談のほうが~やりやすいです。笑
それじゃーまたね!♪