今日はちょっと意外な?カン違いのお話です。
どうせ私なんか…というタイプはプライドが高いひと
これ一見、逆に思いますよね?「どうせ私なんか」っていうのはプライドが低いから、出てくる気持ちなんじゃないの?って。
まあ一般的にはそう思われているでしょうが、心理学を学んだひとから見るとそれは違います。説明しますねー!
セルフイメージとして自分の価値や実力を低く見積もっておけば、失敗したとき「当然」だとか「やっぱりダメだった」と言い訳にできますでしょう。
あとは他人から攻撃される(責められる)前に、自分を低く設定しておけば、その攻撃から逃れることができますよね。
「どうせ私なんて」と、そうやって自分を低く設定しておけば「自分のプライド」が傷つかなくて済みますからね。
これ、日本人はとくに「謙虚」「謙遜」「謙譲」という3ケンを美徳としていますから、カン違いしやすいのかもしれません。
ただこの謙遜や謙虚・謙譲というのと、この自分を低く見積もる(過小評価する)というのは、意味が異なります。
こちらは「実力や自信があっても奢ることなく、素直に控えめなさま」を言います。
基本的に、相手を立てるときに使いますよね。
でも「どうせ私なんか..」こちらは相手を立てているのではなく、上で書いたように「自分は傷つきたくない」という自分のプライドを守るため=自分を立てているようなものですから、概念が違います。
と、これ「どうせ私なんか」というひとを責めている文章ではないですよー。これはメカニズムのお話です。
わたしも「どうせ私には~~~なんて出来っこないよ!」とか「どうせ私なんかにそんな価値ないし!」とか昔はよく思っていました。
ポロっと思ってしまうんですよねぇ。はい!わたしもプライドが高い女です~。
さて次は「自分に自信がない」というケースです。
自分に自信がないというのは、実は自意識過剰?
「このメール送ってもいいかな、ウザくないかなぁ」
「あのとき言ったあの言葉..。ヘンな意味にとられたかも」
「恥ずかしいからデートなんて、こっちから誘えないよ~」
「わたしが告白しても、迷惑かもしれない」
自信がないひとは~よく悩みます。
こう思われたらどうしよう。ああ思われたらどうしよう。
そして最後には「わたしって、どうしてこんなに自分に自信が無いんだろう~」とまた悩みます。
で。実はこれって、ぜんぶ「人目が気になる」症状なんですよねー。
恥ずかしいのもそう。人目があるから、恥ずかしいわけで。
ようは自分に自信がないのは、自意識過剰なわけです。
LINE(ライン)で既読なのに返事が来ない!という既読スルーで、無視されてる?もしかして嫌われた?!と思ってしまうひとも多いんじゃないかな~。
相手は「単に忙しかった」「既読で返事をしない=イエス(了解)のつもりだった」とか軽い気持ちで既読スルーな状態になっているケースも多いです。自分に自信がない~と思っているひとほど、自意識過剰には要チェック!
なぜなら大概の場合、「自分で気付いていない」からです。
自分に自信がひとは
「あなたが思うほど、他人はあなたのことを思ってはいない」
それを頭に置いておきましょう~。
はい!わたしもこのメカニズムを知るまでは「気がついていません」でした。
人目というか「人にどう思われるか」ということに意識が向いてしまうタイプでしたねぇ。
でもこういうメカニズムを知ると、ふと考えることが出来ます。
いまわたしの悩んでいることは「自意識過剰」なのかどうか、と。
プライドも自意識もほんとうは大切なものです。
わたしたち、良い女は、プライドを持つ場所を考えるべきです。
美しく正しいプライドを持ちたいですよね?
そして自信のなさからくる自意識過剰ではなく、自信がある自意識をもって生きていきましょうね~!(´▽`*)