タロット占い師の星月リディアです、こんにちは。
今日は彼氏や夫が不機嫌なときの対応や対処、いわゆる「取り扱い説明書」みたいなものを書いてみようと思います。(o^-^)ゞ
この急に理由もなく不機嫌になるとか、些細なことで不機嫌になる・・・コレほんとに困りますよね。
ちょっと対処法をネットでググってみますと。。
1.さわらぬ神にたたりなし系。
当たらず触らずで放っておく。ひらすら無視する。出かける。実家に避難。
2.相手と向き合う系。
相手よりさらに不機嫌になる。(倍返しだ!?笑
その態度はなぜか、徹底的に問い詰める。
と、だいたいこの2つに分類されました。なるほど~参考になりますね!
不機嫌はお天気でいう「低気圧」みたいなもので周囲をも巻き込みます。
低気圧は発達したら台風になったりします。
台風といえば、心配なのは暴風雨。
暴風、タロットで風はソード(剣)というスートで、思考や「言葉」を表します。
剣(言葉)が暴れたら、人を傷つけます。
だから、「1」の対処は最もですよね。一種の避難行動と言えます。
「2」もそれで夫や彼が気がついてくれるなら良いですし。
次に、暴風雨の「雨」の部分を考えてみましょうか。
雨=水はタロットではカップ(杯)というスートで、感情や愛を表します。
感情が暴れている・・・。どうやらココに彼氏や夫の訳の分からない不機嫌の原因が隠されていそうですよ!
社会学者の加藤諦三さんは、不機嫌とは出口を失った怒りの感情であると言っています。
怒りの感情は、心理学では「二次感情」と分類されます。「二次」なので一次感情が根底になっているってことですね。
じゃあ、怒りの根底にある一次感情って何でしょう。
それは「悲しみ」の感情です。
人はどんなときに悲しいのか。それは傷ついたとき、落胆したとき、心配したとき、寂しかったとき、他にもあるだろうけど、今パっと思いついたのはこれくらい。
まとめると。
不機嫌=怒っている人=悲しんでいる人である、ということだったんですねぇ。
さて不機嫌の正体が分かったところで、もう一度今日の本題「不機嫌な夫(彼)」に対してどう対応するかを、もう一度考えてみますね~。
不機嫌な人がただブスっとしている、口をきかない等、不機嫌オーラを撒き散らしてはいるものの、私たちや子供などに攻撃をしていない場合は、やはり上でググった「1番」のように、そうっとしておきましょう。
というより、怒らせてあげましょう。人間、誰しも怒る感情はあります。私もそうです。それを心の奥に押しこんで抑えるというのは爆発につながります。ストレスが大きくなります。なので邪魔をせず、放っておくのが一番だと私は思います。
でも、その不機嫌が攻撃を伴っているとき、パートナーや子供をしつこく責めたりしているとき、これはかなり厄介です。
例えばあなたの夫が会社の人間関係で嫌なことがあったとしましょう。そこで「自分はこんなに大変な思いをして働いているんだから、妻や子供はもっと自分を大切にして欲しい、労わって欲しい。」と感じたとします。でも妻や子供はニコニコ笑ってTVを見ている、寂しい、そんな気持ちが怒りとなり不機嫌になったとします。
ここで精神的に大人であれば、その不機嫌さで人を攻撃したりはしません。けれど精神的に未熟(タロットのコートカードで言えばペイジ)な状態の場合は、攻撃してしまう。
ここでまっすぐに自分が「自分をもっと大切にして欲しい」「寂しい」という感情を表現できれば良いのですが、そもそも、そこを自分で理解していないから不機嫌な状態になっているのです。
そして「他の事を持ち出して」、妻を責め始めます。
「お前は間違っている」と正義をふりかざして。あるいは倫理や価値観、一般常識に訴えながら。
前出の社会学者の加藤さんによると、それは「家庭内暴力をしている子供と同じ」だと言っています。
寂しいから、愛されていないと感じたから、優しくして欲しいから、暴れちゃう。
「子供が、暴れる」。この意味は、ようは母親に甘えてジタバタする子供と同じで、妻に対して「甘えている」ってことです。
さて、そんなふうに甘えられた私たちは、どうすれば良いんでしょう。
いろいろな意見があるかもしれないけど、私は母親と妻の役割は違うと思っています。夫婦やカップルは対等な関係であり、お互いが切磋琢磨して磨きあい、ときにはぶつかっても成長しあえる相手であって欲しいと思っています。
支え合って、磨き合って、夫婦の絆が出来ていく。そう感じています。
だから、「攻撃という手段」で甘えてきたときには、受け止めるべきではない、そう思っています。
そういうときに、まず一番大事だな~と私が思っていることは、相手の不機嫌に巻き込まれないこと。
夫や彼が不機嫌なのは「相手の問題」です。相手の問題を「自分の問題」にしないよう、心がけます。
そのために、必要であれば物理的な距離を取ったりすることも手段のひとつです。
不機嫌の攻撃として、いかにそれが妻のせいとぶつけてきても、例えば~私だと掃除が怠慢だーとかね。笑
(私、掃除ヘタなんですよね。片付けが下手なの。w)
そういう「不機嫌なとき」に言われた言葉は、ぜんぶ気にしちゃいけません。
「お前が」と言われても、他人のことのように聞き流してください。
あまりに攻撃が酷いときは~台風がきたと思って、出来る限りの避難を、おすすめします。
そして夫や彼が、不機嫌でないノーマルな状態のとき、彼の怒りの根底にあるもの「寂しさ」や「愛されていない」「もっと大切にしてほしい」という気持ちに対しての答えを、伝えるように出来ればベストかなと思います。
「お仕事きょうもお疲れさま♪」とか「働いてくれてありがとう」とか「子供のグチを聞いてくれて、ありがとう」とか、これは私もなかなか言えないときが多いんだけど「大好きだよ」とかね~。
あ。あとね。これはうちの夫のことだけど「好物の料理を作る」もおすすめですー。
夫の好きなものを作るとね~愛情が伝わるみたいです。(´▽`*)
不機嫌さをぶつけられた怒りがこっちにも残ってて、そんなこととても言えないわよっ!作りたくないわよ!と思う人は~その怒りを「一次」感情で表現して夫に伝えてみてください。
~~な言葉を言われて「悲しかった」「傷ついた」。
ずっと口をきいてくれなくて「寂しかった」。
夫婦は鏡って昔から言いますよね~。夫が素直に一次感情で表現できないときって、もしかしたら自分もそうなのかもしれないの。
自分が不機嫌になってるなぁ~ってときにも、根底の感情が何なのか、探ってみると良いと思います。
私はイライラしたとき、そうやって1人で考えて根底の感情が分かると、夫に甘えにいっています。
悲しいよーつらいよー寂しいよー。って。たいがいは、受け止めてくれますよ~。
それが出来ないときは、夫も何かの理由で余裕がないときですかね。
そのときは、あきらめて、猫に甘えにいきます。
なんだか最後に話がそれましたが、相手の不機嫌、自分の不機嫌にも上手につきあっていきたいなと思って書きました。