納得しなくても良いのです。

みなさまごきげんよう~♪!タロット占い師の星月リディアです。

6月といえば、婚活女子の憧れ「6月の花嫁(ジューンブライド)」。6月に挙式すると~幸せになれると言われています。

その由来は~。
ギリシャ神話のゼウスの奥様のヘラという女神が6月の守護神です。そのヘラはローマ神話ではユノ(juno)という名前で、その名前から6月がジューン(june)となったそうです。

ヘラは最高位の女神さまで、主に結婚生活(結婚・出産・育児)を守護するとされています。

神話の中の彼女は嫉妬深くて~浮気されると壮絶に怒っている印象ですよね。だからか、結婚・婚姻の権利を守護する神でもあります。

それで6月に結婚すると、ヘラの加護が与えられ、幸せになれると言われています。

6月は日本だと梅雨がありますが、ヨーロッパでは梅雨もなく晴天の多い月ということもジューンブライド伝説に拍車をかけたことでしょう。

そしてわたしが、今回は、何が言いたいかというと。。

納得しなくても良いですよ。

ということです。
まあ毎回、突然ですが、慣れてくださいと懇願するしかありません。文章の動線力が低いことは自覚しており今後努力します~。

突然、結婚を取り消された。

1週間前まで、「結婚後はこんな生活にしようね~♪」と笑顔で話していた彼が突然「別れたい」と言い出した。え?どうしてなの。来週、いっしょに遊びに行くんじゃなかったの?

どういうことなのっっ!!

彼が急に距離を置きたいと言い出した。

昨日までLINEでいちゃいちゃな会話をしていたのに~急にしばらく会わない、LINEもしないと言い出した。「しばらくってどれくらい?!」「分からないよ…。」え?分からない?分からないって

どういうことなのっっ!!

とまあケースはいろいろありますが。。

「理解できない」
「わけが分からない。」
「どうしてそうなるの?」
「それって絶対!間違ってるでしょう~?!」

と、夫や彼氏に、上記のように思ったことがあるかたは、けっこういるかと思います。

それで相手に会って「話し合い」をして、理由を聞いたり、自分の意思・意見を言ってみたりします。それでも納得できません。だからまた「話し合い」を・・・。

乾いた砂漠に水を与えているかのようです。

心理学のお話しをしますねー。心理学のステップ的には「理解」⇒「納得」⇒「共感」となっていますが、わたしは、あえて声を大にして言います。

納得しなくても良いのです。

納得できない、のではなく「しなくても良い」です。

つまり、相手の言い分や行動を「理解」するのは素晴らしいことだと思いますが、その次のステップ(納得)に進まなくても良いと言いたいのです。

ちょっとここで整理のために、言葉の意味を書きます。ザっとですが理解とは、「物事が分かる」ことです。納得とは、よく「腹に落ちる」と言いますが、相手の意見を「もっともだ(正しいことだ)」と思うことです。そして共感とは自分の感情面においても、それを同意し、共に感じることです。

夫婦喧嘩・彼との喧嘩・夫の浮気・彼氏が突然、音信不通~こうしたことに対して、あなたが納得する必要はありません。

その前のステップは大事ですよ~このステップから逃げますと、「現実逃避」になっちゃいますから。

けれど、納得する必要はありません。

もちろん納得できれば、それはそれでOK!なのですが、別に無理して「納得」しなくても良いです。

だいたい、男性と女性は思考回路が違うのです。男性は「思考」がベースであり、女性は「感情」がベースとなっています。

どうして突然「別れ」を切り出したのか、「浮気」をしたのか問い詰めても、「仕方なかった」「そうするしかなかった」「男だから」とか理論ベースの答えしか返ってきません。

女性が聞きたい、感情論=「もう好きじゃなくなったから」「嫌いになったから」「(浮気相手を)好きになったから」といったような言葉は、男性の思考回路を考えると、ほぼ出てきません。だから、こういう感情面を聞くと、男性はたいがい「しどろもどろ」になってしまいます。

これはもう、トマトに「塩」をかけるか「醤油」なのか「マヨネーズ」なのかという、問題にも近いです。

「トマトに醤油って、わけわかんない!」
「トマトにマヨネーズは邪道だわ、間違ってる!」

といったような文化というか感覚を、無理やり理屈にして争うようものなのです。

なので、男女の場合、その思考回路が全く違いますので、無理して納得しなくてもOKなんです。女性同士でも、そう。納得しなくても理解さえ出来れば友人としてやっていけますからね。

今回わたしがこのことをテーマにしたのは、無理して納得しようと頑張るかたを見てきたからです。そしてわたし自身が、夫との関係において、通った道だからです。

大事なのは理解。

そしてその先は自由です!

あなたは、自由です。

無理して「納得」「共感」しなくても良いのです。

***

ところで。無理して納得したいとき・・・。

そこには「執着」があります。

最初の書いたケースであれば、「彼と結婚したい」「彼と結婚したかった」という執着、2つ目では「彼と距離なんて置きたくない」「彼と今までどおり仲良く恋人でいたかった」という執着です。

この、愛しい自分の執着心に気が付き、その心を包容してあげてください。

でないと、ずっと「納得できなくて」。
ムカついて悔しくてもやもやして、そして、辛くて。

そう。だからね。
「納得しなくて」良いんです。

納得できなくて結構!(´▽`*)

それじゃーまたね!♪

PS:
ちなみにわたしはトマトは「塩派」ですが、別に他の物をかけても抵抗はありません。