みなさまごきげんよう~♪!タロット占い師の星月リディアです。
早速、前回の続きを書きましょう。
文面を読む限り~PCの苦手なパートナーの方に訂正箇所を指摘すると、パートナーが不機嫌になってしまう。
そのとき胃にズドンとくるようです。
不機嫌というのは、人に迷惑をかける行為ですよね。
上司の不機嫌、夫の不機嫌、姑の不機嫌tec、不機嫌でふりまわされる人は世の中にたくさんいることでしょう。
さて、そんな相談者さんに対して、タロットからのメッセージは「破壊するべきものがある」でした。
何を破壊するのでしょう?
カードからもっと情報をもらわなくてはいけませんね~。
ということで、次の展開(スプレッド)に入ります。
テーマは「しずくさんの仕事の環境を良くするために、どうすれば良いか?」ということで、しずくさんが知るべき情報を出しました。
だから、さきほどの「塔の意味するところ」の…
答えは、必ずここにあります。
現在 ペンタクルの5
障害 愚者R
過去 ワンドの5
未来 ペンタクルのキング
他人に見えている部分 ワンドの4R
潜在意識 カップの3
この問題に対して自覚していること ワンドのナイトR
環境 法王R
願望や恐れ ワンドの8
総合(統括) ソードの2R
ちょっと息苦しさ&閉塞感を感じますね。
(ペンタクル5・ソードの2R・愚者R・ワンドナイトR)
閉じ込められている、風が通っていない。そんな印象を受けます。
1枚1枚の詳しい解説部分は省略して、ザックリ流れを書いていきます。
原因(過去)は、意見の対立ですね。
正位置なのでそれは前向きなエネルギーから起こったこと。
そして、いまの、相談者さんの状況を表しているのはペンタクルの5でした。
いまココ(現在地)を大事にリーディングしているわたしにとって、ここは重要なポジションとなります。
******
(以下・わたしの返信より)
現在:ペンタクルの5
現在の状況や状態です。
これは、経済、立場、地位などが苦しい状態を表現しています。
前後(過去&未来)のカードから見ると、これは立場的な意味で出ているのかと思います。
どう苦しいのかというと~。
孤独感、誰かに頼らなくても出来るというプライド故の拒絶感。
けれど、このカードの人物は雪の中を歩いているのです。
ほんとうは、とっても寒いはず。心身ともに….。
「身を切るような寒さ」という言葉がありますが~。
もしかして、しずくさんの胃のズドンはこの苦しさから来ているのかもしれません。
前にブログでこのカードの説明を書いたことがあります。
しずくさんと、このブログに出てくる方は違うのでカードの意味合いも変わりますが、興味があれば見てください♪
http://tarot-star.com/2179.html
そして未来にはペンタクルのキング。
この先、どういう状態、状況になるのか、現時点でのいちばん可能性の高い未来です。
このカードは、現在に出たカードと同じペンタクルで。
経済・立場・地位を得て、成功する意味合いを持ちます。
******
そういえばしずくさんは国家試験を目指していましたね~。
その合格を示唆しているのかもしれないし、多くの経験値を得られる、立場(地位)が上がるなど、仕事の実務面においては良いカードと言えるでしょう。
でも、それは彼女が望む未来と合致しているでしょうか?
では、この2枚を見てみます。
他人に見えている部分というのは、しずくさんが他人に対して「出している部分」です。これはワンドの4の逆位置でした。
このカードは、「心地の良い居場所」「ホっと出来るところ」「やすらぎ」などを表現します。逆位置ですので~偽りです。
無理して人に合わせていたり、優しくしたりして、楽しくて平和な風景を保っているときによく出ます。
潜在意識のカードは、カップの3。
これは「友愛」のカード。
和気あいあいとした雰囲気で女性同士、仲良くしている場面を描いています。
分かりますでしょうか。
この2枚のカードはどちらも、人間同士、「楽しく和気あいあいとしている風景が描かれている」のです。
しずくさんが自分では気が付かないかもしれない潜在意識、心の奥底では、カップの3のような、みんなで仲良く楽しく仕事をすることを望んでいるのです。
ですので、偽ってでも平和な風景を保とうとしているのでしょう。(ワンドの4)
けれど、この場で出た未来(ペンタクルのキング)のカードは、この本心からの望みと合致していません。
この流れで出ているペンタクルのキングは~実務面(経済・経験・立場・スキル)の獲得は意味しますが、周囲のひとと仲良くする・和気あいあいとする・心の楽しさなどは、全く表現していません。
この王さまは~流れに関係のない単独のカードとしてみても、「冷めています」し「飽きています」。
物質や目に見える価値のあるものは、たくさん持っているけれど、そのせいで「つまらなく」なっている王さまなのです。
これは~要確認ですね!
ということで、わたしから質問してみました~。(´▽`*)
しずくさんの「理想の」仕事場・「快適な」仕事場を教えてください。
ということで~お返事がきました。
・理想は…
私が私らしく居る職場でしょうか。
今 恐らく 書いてある通り良い所が発揮できていないように思います。それが発揮出来るところ。
・快適は…
今 同僚2人が、大変なの!辛いのって言葉をよく口にしていて…多分羨ましいと思っています。
でも、私が それを同僚たちに「辛い」と言ったとしても、私自身が辛くなるので(言ってしまったという罪悪感。また、しずくさんは若いからまだまだでしょ〜って笑ってあしらわれる)
また、その話に混ざると…仕事が遅くなる…。
でもね、正直 職場は お家の愚痴を吐く場所ではないんです…。たまになら良いのでしょうが。毎日…。よく飽きないなと思います。
そういう状況から逃れたい=快適 のような気がします。
なるほど。
理想は「わたしがわたしらしく」。
今回の障害ポジションに出たカードは愚者の逆位置。
つまり「わたしが、わたしらしくない」ことを表しています。
(全てのカードの意味は先に、しずくさんに説明済みです)
快適さの部分には~人間関係のことを書いていらっしゃいます。
「人より上の立場が欲しい」だの「お金がもっと欲しい」だの、未来に出たペンタクルキング要素はどこにもありませんね。
けれど未来は今日いまこの瞬間から変えることができます。
今回、未来のカードで出たカードは小アルカナで、大アルカナよりも、うつろいやすいもの。
だから。
しずくさんの望む、「わたしがわたしらしく」。
しずくさんの潜在意識が望む「みんなで楽しく和気あいあいと」
そんなふうに働ける未来をGETしましょう!!(´▽`*)
ただ、そのためには、しずくさんに…
聞かなくてはいけない・言わなければいけないことがあるのです。
さきほどのお返事には、理想の職場以外に、全てのカードの説明に対してのしずくさんの感想や思いが書いてありました。
最初にセッションということでご協力をお願いしましたが、本当に、丁寧に答えてくださったので、「破壊すべきもの」の答えが見えてきました。
壊すべきものが、わかりました。
さきほど上で書いた聞かなくてはいけない・言わなくてはいけないことというのは以下でした。
それでも、あえて、言います。
しずくさんは、仕事先のひとたちに、心を開いていますか?
心の壁(ブロック)を作っていませんか?
******
(以下、わたしの返信より)
しずくさんの説明をカード達と照会して、やっと「塔」からのメッセージが見えました。
しずくさんが壊すべきもの・破壊すべきものは、「壁」です。
それは精神的なもので、「心の壁」です。
考えてみれば、塔の中に「星」である純粋な心と希望を持つお姫さまがいて、その姫を救出するには、塔の壁を壊してしまえ!!という、そのまんまでした。笑
ちょっと抽象的ですよね~。説明します。
2回目に展開したスプレッドで、重要なポジションである「現在」と「総合(結局、この問題は何なの~?)」に出た2枚には、大きな共通点があります。
それはペンタクルの5とソードの2でした。
この2枚のカードは、どちらも「拒絶」という意味があります。
ペンタクルの5は、ブログでも書いたように教会(救済の場)に目を向けていません。誰かになんとかしてもらおうと、思っていません。
ソードの2は、胸の前で、剣を持った手を交差させて、ブロックしています。
自分の心に触れさせない、と守るかのように。
(中略)
このスプレッドで、「障害」というポジションに出たのが大アルカナの「愚者」で逆位置でした。
愚者は、生まれたての赤ちゃんのような純粋な魂を持っています。そして「自由の象徴」でもあります。
心の壁(ブロック)が壊れれば、愚者は正位置なり、自由に動けるようになります。
(ありのまま。私が私らしく居る・というしずくさんの理想です~♪)
壁がなくなれば、風が通ります。
壁がなくなれば、強力なサポーターである「法王」にもしずくさんの思いや心が届くようになり、「法王」の逆位置は正位置へと変わります。(法王が、機能する。説明が下手ですみません~。笑)
法王を探さなくとも、「ここが変われば」、向こうは勝手にしずくさんの味方となりサポートします!
** 書き足し:この法王とは環境に出ていたカードのことです。**
タロットは面白くて~。タロットからのお題をクリアすることによって、オセロのように、状況が次々とひっくり返っていくんですよー。(*´▽`*)
と。ここでちょっと整理します。
◆しずくさんに、タロットから出たお題は….。
「心の壁」を壊すこと。
= 他人に心を開くこと、です。
今回ですと、仕事先のひとたちに、です。
ここが正直に言いまして、今回のセッションの山というか、いちばんキツイし辛いところです。
タロットからのお題は、ときに難題と思えることを出してきます。
わたし、ここで相談者さんに怒られたことが何度もあります~。笑
けれど…。
オセロの大量コマ返し!という必殺技は、普通にやっていたら、出ないんです。
でも「ありえない~!」「無理でしょ!」を、やってみると、状況が現実が、変わります。
相談者のひとが、絶対に、いま、出来ること、いま取り掛かれることしかカードに出ません。
だから、いまの仕事先で、とくにいま、相性が良くなさそうと感じるひとたちに対して。
しずくさんから、先に、心を開いてください。
******
さあ。ここが核心です。
これは当事者でなければ分からないのですが、本人にとってはかなりキツイこと。
まして「塔」で表現されるレベルの「壁」ですから。
その壁は、しずくさんにとって、かなり大きな意味を持っていたものであろうと推測できるからです。
またしずくさんの言葉により、同僚のかたたちのほうにも問題があることは分かっています。不機嫌になったり、お喋りばかりして仕事が進まなかったり、仕事を肩代わりしても感謝がなかったり。
それでも、タロットは、しずくさんから「心を開く」ように言いました。
いままでしずくさんを守ってきたであろう「壁」を壊すことを課題としました。
どうやって壊すの?というお話しはまた続きの中で書きますが、次回は心の壁についてもう少し書き足しますね~。
意外な事実にビックリしました。タロットは本当に面白いです!笑
それじゃーまたね!♪