わたしは大丈夫。慣れているから・平気だから。そんな心の裏側にあったカードは…

みなさまごきげんよう。星月リディアです。

今日はね、「パート先(職場)を変えるかどうか?」というご相談で来られた方のお話しです。

とりあえずはいつものように健康診断ならぬ、状態判断から入りました。

状態判断という言葉が合うのかどうかは、わかりません。まずは相談内容に一切関係なく、いま相談者さんがどんな状態にあるのかカードを並べつつ、お話しを聞いていくというのがわたしの占いStyleの一つです。

そのときのカード達は「ギリギリのバランス」とか「限界」とか、かなり苦しい状態を表すものばかりでした。
(タロット使いの方は、上の2枚がすぐにどのカードかわかりますよね!♪)

肝心の大アルカナが全部リバースであることからも、エネルギーが低いことが分かります。もう風前の灯火といった雰囲気です。

心理状態として読めば、「辛い」「苦しい」「寂しい」「惨め」「愛されていない」「孤独感」…そんな状態。

カードを展開してすぐに、「パート先のことだけではなく、問題はいろいろとありそうですね。」とわたしが言うと、彼女は他の「問題は全くない」と答えました。

そもそもパート先のことにしても「たいしたことではない」けれども、わたしに一度占って欲しいと思っていたので「来てみただけ」なんです、と言っておられました。

そのときキーカードとして出ていたのが~。

ペンタクルの5

これです。
貧乏カードとして有名なカードなのですけど、今日はもっと深く説明しますね。でもそれは後ほど~。(´▽`*)

相談者さんのお話しに戻ります。
そのあと彼女と会話を続けていますと…。

・彼女の夫が勝手に高価な買い物をよくしてしまう。けれどもその夫の親が何度かその代金を肩代わりしているので「問題ない」。

「夫婦なのに勝手に高価な買い物をポンポンされるのは困りますね。ちなみにそのお義母さんはあなたにも、そういうふうにしてくれるの?」と聞くと「いいえ。わたしとはあまり仲が良いわけではなくて…。」とのこと。

相談者さんのご両親とは、現在どのような関係であるのかを尋ねてみると~。(これは上のカードが出ているが故の質問です)

・結婚するときに反対されて、今はあまり行き来していない。けれども幼いころからあまりベタベタした関係ではなかったので、「慣れている」し、とくにそれを「寂しく思っていない」。

・「どうしてあなたのご両親は反対されたのでしょう?」と聞くと、結婚前に「何度か浮気」したからだそうです。

「結婚してからは…浮気はなさっていないのですよね?」と聞くと、「たぶん…。あの、もししていたとしても、わたしは大丈夫です。前もけっこう平気だったし。」とのこと。

伝わりますでしょうか。いまこうして書いているだけで、とてもとても疲労感が溜まってくるのですけれど。

「問題ない」「慣れている」「大丈夫」「平気」だという相談者さんのこの言葉、あなたなら信じますか?
わたし個人的な占いポリシーとしては、

相談者さんの言葉よりも、その場のカードが絶対です。

まあ占い師がカードを疑っていたら、ただ話を聞くだけ、そしてただ個人的な「(占い師)の意見や感想を言うだけのもの」になってしまいますから、それは当たり前ですけれども。

さて。その食い違いは、相談者さんがわざと「嘘」をつこうとして、ついているわけではありません。

「問題ない」「慣れている」「大丈夫」「平気」。
こんな言葉を自分に言い聞かせて、その言葉を支えとして、彼女は必死に努力して頑張ってきたひとだと思われます。

だって、カードは「もう苦しい」「ギリギリなの」「誰か助けて」って言っているんですから。

もうね。わたしの個人的な感情としては~怒ってますよ!笑

頑張りすぎです!
我慢しすぎです!
もっと自分を大切にしてください!!

ってええ。これがタロットカードを前にした占いの場ではなく、彼女がもし親しい友人であったなら、大きな声でそう言ったことでしょう。(怒鳴る、とも言う。笑)

そういうときに出てくるカードは大概「自分を大切にする」であったり「手放し」であったり、まあそのへんなのですが、今回のリーディングポイントとして出たのは、上で書いたビンぼ・・・ペンタクルの5でした。

まずはココなんですね~タロットさん。
正直、不安はありますが…だって彼女が自分に言い聞かせ、支えとしていることを今から崩すのですから。しかもギリギリな風前の灯な状態で。

それでもタロットカードは絶対ですので~1枚1枚のカードの説明の最後に、ペンタクルの5のリーディングに入りました。

というわけで、再度、ペンタクルの5に登場していただきましょう。

ペンタクルの5

はい。状況は見たまんまです。

一般的な説明は、他のサイトさんや所謂タロット本に任せるとして~わたしは心理面を書いていきます。

寒そうでしょう?心も寒いです。凍えています。
大きく教会の窓が描かれていますが、このカードの人物は教会のほうに目を向けてはいません。

教会というのは、「神に祈りを捧げる場」でもあり「救済の場」でもあります。そこへ目を向けていないのですよね~。しかも窓は描かれているけれどドア(扉)は描かれていません。

どう見ても困っているように見えるこのカードの人は、助けを求めてはいないのです。それは、プライドであり、拒絶です。そして、誰にも頼らずにやっていく=深い孤独感も抱えています。

助けはいらない。わたしは大丈夫だから。

そんな心の奥にはあったものは、拒絶感と孤独感でした。

ここでちょっとだけタロット勉強中の初心者さんに向けて、説明を入れます。
ナンバー的に「5」という数字は「自己中」で「視野が狭い」です。笑
ライダー・ウェイト版タロットで小アルカナの「5」はぜ~んぶ「試練」です。

大アルカナで「5」は「教皇」で、ウェイト博士の「The Pictorial Key to the Tarot」の解説によると

he is the leader of salvation for the human race at large.
(彼は大勢の人類を救済するリーダーです。)」

と書かれていて「5」という数字を持つカードの理解の手助けになるかと思います。

タロット心理学

まあ生命の樹からみれば大アルカナはパス(小径)なので、5にそのまま当てはまっているわけではないのですが、わたしは初心者さんには、まずナンバーごとにタロットを理解するところから初めると理解は早いかと思います。

ちょっと宣伝しますね!笑
タロット78枚を簡単に、最速で使えるようになる」講座もやりますよー。

ということで、今日は終わりに…って!相談者さんのそのあとが気になりますか?

いちおうパート先を変えるかどうかとしての答えは「そのまま残る」でした。
結局そのあと(状態判断のスプレッド後)に2回、カードを展開したのですが、タロットカードから課題が出ました。

それはパート先の職場の方に、「弱みを見せること」です。小さなことでも良いので、困ったことや嫌なことがあったときに、それを言葉にすることです。
そしてもうひとつは、相談者さんのご両親とケンカする…じゃなく本音でぶつかる、です。笑

そのセッションはそれで終わりました。次回のセッションまで書くとシリーズになるので今日はこのへんで~。

タロットカードの奥深さや面白さがすこしでも伝わってもらえたら。

それじゃーまたね!♪

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