ライダー・ウェイト版タロットを真に理解する勉強方法~独学でタロットを学ぶシリーズ.4

みなさまごきげんよう~♪
今日は独学でタロットを学ぶシリーズのPart.4です。

前回の記事の中で

ライダー・ウェイト版タロットを真に理解する勉強方法~独学でタロットを学ぶシリーズ.3
みなさまごきげんよう~♪ 今日は、独学でタロットを学ぶシリーズのPart.3を書きますねー!(´▽`*) 前回のPart.2では、初級編というかタロットの基礎知識があまり無...

ウェイト博士が解説書として書いた「The Pictorial Key to the Tarot」を理解するには以下の知識が必要だと書きました。

・まずは絶対に聖書。(新約・旧約)
・西洋文化の知識(宗教絵画・有名な神話と文学)
・当時のタロットの歴史
・錬金術の知識(記号とか)
・カバラの思想(セフィロトの樹が重要)
・黄金の夜明け団のタロットの考え方(Tの書など)

今日はこのへんをもっと具体的に書きます。

「The Pictorial Key to the Tarot」を理解するために~わたしの場合

今回の記事は、あくまで「わたしの場合」です。

前回の記事の文末で、「わたしが実際にどうやってその山も谷も乗り越えたのか、具体的に何をしたのか等は次回タロットを独学で学ぶシリーズPart.4で余すところなく全部!書く予定です」などと、ついウッカリ書いてしまいましたので、続きを書いています。

ライダー・ウェイト版タロットを理解するために、わたしが書いたこと全てが必要なわけではありません。

というか「タロット占い」において、上記の知識(水色のところ)は必要ない、って書いてあるのを、何件も見ましたから。
それはアマチュアの方のサイトやブログではなく、プロフェッショナルな方(料金を頂いて占いをしている方)の発信として…。

だから、わたしがどうやってライダー・ウェイト版タロットを学んだのか知りたいという方だけ、この先を読んでくださいね。(*´▽`*)

ライダーウェイト版タロットを学ぶ

聖書・神話・西洋文学・西洋絵画

たとえば「The Pictorial Key to the Tarot」の中で、メジャーアルカナの「魔術師」の説明の一行目。

A youthful figure in the robe of a magician, having the countenance of divine Apollo, with smile of confidence and shining eyes.

「divine Apollo」という文字が入っていますよね~。ディバイン(divine)とは神のことなので、これはようするにローマ神話&ギリシャ神話に出てくる「アポロン神」のことです。

続いてメジャーアルカナの「高等女司祭」の説明の文章から。

She has been called Occult Science on the threshold of the Sanctuary of Isis, but she is really the Secret Church, the House which is of God and man.

「Sanctuary of Isis」、イシスの聖域とありますよね。
イシスというのはエジプト神話に出てくる女神のこと。

こんなふうに、「The Pictorial Key to the Tarot」では至るところに聖書や神話が分からないと意味が取れない箇所があります。

私の場合は~聖書や神話、有名な西洋文学については子供~思春期くらいの時代に読んでいました。
幼い頃から本好きというか活字中毒なタイプで、図書館大好き人間でしたので、そのへんの世界観は理解しやすかったかもしれません。

次にタロットの世界観を学ぶための西洋文学と言えば~「シェイクスピア」「アーサー王物語」などがおすすめです。
「円卓の騎士」は面白いし、聖剣伝説で出てくる「エクスカリバー」という剣の名前などは有名なのでみんな知っているかも♪

絵画については~。うーん、実はわたし図書館の次に美術館が好きだったんですよね。いまはもう美術館のほうはすっかりご無沙汰だけれど。

ライダーウェイト版タロットのカードの中にも、もしかしてこの絵を参考にしたのかな?みたいに感じるカードがあります。
タロットカードの図解を学ぶ上では、もし気が向いたら、そういう絵を見るのも参考になるかと。

あ、聖書関連の引用や説明は書きませんよ~。
大アルカナ20「審判」を見れば、聖書がタロットを理解するためになぜ必要なのか分かると思いますから。

(注意)ちなみに、わたしは仏教徒で、そういう方向で聖書の理解をおすすめしているわけではありません。

タロットの歴史

これはね~。
「The Pictorial Key to the Tarot」の中でウェイト博士が過去のタロットと比較してどうこう述べている文章があったりするんですよね。

あとよく出てくる「レヴィ」。
これは「高等魔術の教理と祭儀(Dogme et Rituel de la Haute Magie)」の著者であるエリファス・レヴィさんのことなのだけど~。
まあ本当に良く出てきます。笑

でも、このへんの勉強はザっとで良いと思います。
どうせカバラや黄金の夜明け団のタロットの考え方あたりを学ぶとき、勝手に知識に入ってきますから♪

ザ~っと書くと、こんな感じ~。
ビスコンティ家のタロット⇒マルセイユ⇒エテイヤ⇒ウェイト⇒トート。

ここを詳しく学びたい方は以下でどうぞ。
タロットの歴史―西洋文化史から図像を読み解く | 井上 教子
タロット大全―歴史から図像まで | 伊泉 龍一

カバラの思想・黄金の夜明け団のタロットの考え方

ここが「ライダー・ウェイト版タロットを真に理解する勉強方法」として、また「The Pictorial Key to the Tarot」を理解するための知識として、最重要ポイントです。

正直、このへんを詳しく説明しようと思うと何ページあっても足りない気がするので、サックリ書きます。

カバラの思想の中で、ライダー・ウェイト版タロットを理解するために重要なのが「生命(セフィロト)の樹」です。

ライダー・ウェイト版のタロットは、この生命の樹に完全に対応させた初めてのタロットだからです!(個人用や小さなグループ用までは知らないけど)

そしてその「生命の樹」を理解するために「形成の書」も重要です。

形成の書(創造の書・イェツィラーの書)とは、ユダヤ教神秘主義思想カバラの基本教典の一つで、生命の樹の小路(パス)について書いてあります。

小路(パス)=大アルカナですからね~大事ですよね!(ちなみにセフィラには小アルカナが置かれています。)

この生命の樹を学ぶことが、ライダー・ウェイト版タロットの真意に近づく一番の近道かなと、わたしは思います。

黄金の夜明け団のタロットの世界観も生命の樹が前提にあります。

黄金の夜明け団と言えば錬金術も~ですが、これは基本概念と記号が分かればカードを理解しやすくなりますね。

見るからに~錬金術ぽいカードは大アルカナの「節制」でしょうか。

タロット「節制」

ライダー・ウェイト版タロットの節制の天使が、胸に四角の中に三角の入ったゼッケンみたいなもの付けているでしょう?

それが錬金術記号というか象徴なんですよねー。
目指せ「賢者の石」?笑

あと黄金の夜明け団でいちばん大事なのは「Tの書」です。

ウェイト博士がTの書を下地としてライダー・ウェイト版タロットを製作したのはもう間違いありません。
(アレンジしちゃったの?というカードもあるけれど~。)

でも、その「Tの書」もけっこう難しかったのです。
前回で書いたようにウェイト博士の文章が「あんなふう」なので、ウェイト版よりはTの書に忠実であると聞いた「トートタロット」も学ぶことにしました。

ウェイト版より前の従来のタロットということで、マルセイユタロットもザっと勉強しましたけども、トートにも手を出すこととなりました。

と~!長くなってきたので、このへんで「まとめ」てみたいと思います。

ライダー・ウェイト版タロットを理解するために、私が学んだこと

まず、スキル的なものではマルセイユタロット・トートタロット。
そしてカバラ数秘術と西洋占星術。

西洋占星術は、西洋の占い文化を知るために学んでいたのですが、トートタロットが占星術ともキチっと対応しているので、さらにもう一段深い知識をつけるべく、学びなおしました。

数秘術は~大きく分けるとピタゴラス式とカバラ式があるのですが、どっちに重きを置いたかというとカバラ式のほうです。
タロットには、ナンバーが振られているのですから、「数字の意味を学ぶこと」は私的には、やらざるを得ない事でした。

そしていますぐ上で書いたばかりの「生命(セフィロト)の樹」と「Tの書」。

もちろん全ての知識を専門家なみに持っているわけではありません。

タロットでは、マルセイユがいちばん勉強不足かなあ。
トートは正直に言って、理論的にはウェイト版なみに使える、はず、なのですが「絵に酔う」ので、じっと見ることができないため、実は全く使えません。
トート系の他のものなら、一切問題なし!なのですが、あの絵がダメなのです。パステルな色合いでとても綺麗なカードなのに。

西洋占星術は、タロットと対応しているので各カードの意味を深めるための知識として「命」の部分を特化して、学びました。タロットは「ト」の占術なので、「命」の占術も学んでみたいと思ったのもありまして。

数秘術もあくまで、タロットを掘り下げるためのもの。

このように、あくまでタロットを軸として勉強しているので、カードに関連しないことの知識は薄いです。

ただ「ライダー・ウェイト版タロットを理解する」ための勉強には、

時間もお金も気持ちも、精一杯注ぎました!♪

それでも、「学びが終わらない」タロットは本当に面白いです。(*´▽`*)

今日の記事が、あなたの参考になれば嬉しいなあ。
それじゃーまたね!♪

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